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「フランドン農学校の豚」と宮沢賢治

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  (豚や牛のおもちゃ) ぼくはぜんぜん宮沢賢治のよい読者ではない。まず詩が読めない。

ベジタリアンになってみた

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宮沢賢治は詩人・童話作家という顔のほか、地質学者、鉱物学者、農学者、天文学者、法華経信者などなどさまざまな顔を持っています。「多面体」とも評される彼には、菜食主義者としての一面もありました。1918年に友人へあてた手紙に「わたしは春から生物のからだを食ふのをやめました。」と書いているし、「ビジテリアン大祭」というベジタリアンという考え方を紹介するような童話もあるし、なにより今回劇にする「フランドン農学校の豚」では屠畜される豚の恐怖を描いている。すなわち菜食は彼にとって重要な要素に違いない。ぼくはこれまでほとんど宮沢賢治のことを知らないので、とにかく何か彼に近づかなければと思って、ひとまず自分でもベジタリアンをやってみることにしました。